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ルークのこぶとりじいさん(老齢インコの腫瘤を取った話)

鳥日記・雑
09 /12 2021
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ルチノーのルーク君のはなしを書きます。
黒川の小鳥とハ虫類のペット屋さんに長くいた子でしたので、お店で会ったことがある人もいるかも。
非手乗りの荒ペアで、病院に検診にかかるときに名前が必要で、
ルチノーのペア、るー ちのー で、
♂の「ルーク」、♀の「チノ」。
性格デコボココンビで仲良くやっておりましたが、ルークが加齢で足腰弱くなり現在は背丈の低いキャリーに別居しています。
今回話も写真も出てきませんが、嫁のチノちゃんも健在です。こっちはケージで普通の生活。
  
この後、「動物を医者に診せない」という胸糞悪い選択あります。
許せない人はここまでで。






昨年の冬頃、ルークの喉のあたりにぽこっとしたものができました。
もとから毛引き癖があり、毛穴がどうかなっちゃったかー、という捉え方をしました。

が、徐々に大きくなっていき、まずいな…と。

既にケージで暮らせない程度に体力落ちていました。
彼の余命がそんなにないのではないかと判断していたんです。
そのうえ、大変なビビリ。
掃除をするだけでしばらく振戦とまらなくなります。
つかんで揉んでチェックしようものなら「ア…あぁ…ァ……ヴア」なんて擬音がつきそうなほど。
こいつ病院にかかろうとしても、たどり着く前にショック死するんじゃないかと。
実際には、そう簡単に死んだりしませんが、通院と治療と投薬で過度なストレスかけるくらいならこのまま看取っても、と思いこの判断を取りました。
 
それから数か月。
餌を食べている途中で寝落ちし、掃除で気絶寸前になり
床にうずくまるときも多く…と
フラフラ低空飛行ながら、無事に過ごせてしまいました。
そして、喉の腫れも徐々に大きくなっています。
いびつで大きなコブの下はくびれていて、根元が細くてブラブラします。
本人が気にしていじることはなかった様子ですが、この大きさ。
止まり木のちょっとしたところに引っかけての出血(少量)が複数回あったことで受診を決めました。
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なぜ方針転換したかといいますと、良性の腫瘍を引っかけて失血死した子が過去にいたからです。
ショック死の危険と、事故死の危険を天秤にかけました。
 
予約時に(他の子の通院があったので直接話せた)患部の写真を見せ、受診当日に取れそうならとる方向で確認。
根元がくびれている形状なので難度たかくないと。
処置時に鎮静剤を投与する可能性があったので、当日朝から絶食の指示がありました。
 
で、当日。
てっきり電気メスですっぱりかと思ったら、まさかの。
患部を糸で結索して壊死を待つ。という処置に。投薬などなし。
※この辺りは実際の鳥の状態を見たうえで、先生が適していると思った手段を取られています。
素人判断での真似は危険が伴います。

 
メリット
鎮静の投薬をしなくてよい
処置後すぐ帰宅可能。 
 
デメリット
組織を壊死させるので、検査にかけられない。正体がわからない。
結索しただけなので、患部を完全に取り切れている保証がない。再発の可能性がある。
  
結索後は患部から多少出血したとしても、供給が根元で絶たれているから大丈夫との説明。異変があればすぐ知らせる手筈で帰宅。

先生は「きゅぅ…と鳴いてた(けど大丈夫、処置終わった)」とおっしゃってましたが、これ痛みとかどうなんでしょうね…ルーク2,3日ふさぎ込んでいたような感じはありました。ごはん食べられていたので頑張れーと見守りました。
患部の経過です。
8/7初日 糸、うまくうつらないですねえ
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8/8
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8/10
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8/11徐々に小さく黒くなっていきます。
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8/16 無事にきれいに取れました。
患部の残骸は見つからず。
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ルークは今日もヨボヨボ低空飛行で暮らしています。
彼のコブ取ってスッキリしたのは人間だけかもしれない、自己満足だったか? と思わなくもないです。
が、事故の可能性をひとつ減らせたんじゃないかということでよしにします。 
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部屋割り 2021夏

鳥日記・雑
07 /21 2021
ことしの写真はキンカのフォルテくん。うちで最初にうまれたキンカで6歳かな。
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ここ数か月は、なんだかんだ言いながら穏やかに暮らしています。坂の街に住むデブ…ぽっちゃりなので、地味にマスク生活が辛いです。すぐ息が上がります。コロナ禍で巣ごもりしている間にちょっとは健康的になろうとリングフィットに挑んでみたものの、体重で膝痛めました。
   
業登録の報告義務が範囲拡大になりまして。小鳥小動物のブリーダーも年一回飼養数の増減を報告しなきゃなんなくなりました。そんなわけでリストにしたのを、私の覚え書きとしてアップします。
減りましたね。。片割れを亡くしてシングルになっちゃった子をお見合いしまくりましたが駄目でした。

--------------
1. B♀瑞樹
2. AWPi♀ヒカル
3. BP♂無銘
4. AW♂とーや
5. AY♂れん
6. キンカ白♂フォルテ
 
7. BP♀ビアンカ
8. BPi♂みゆきち
9. Lu♂ルーク
10. Lu♀チノ
 
11. オカメ♀冬
12. G♂ナノ
13. 黒キンカ母
14. 黒キンカ息子
 
15. セキセイ&オカメ寮 セキセイ♂しぃ オカメ♂体調 オカメ♀ほっぺ
16. B♂つくもん B♂ソニック
17. AW♂ピコ AY♀もも
18. B♂テラ Cob♀シルバー
19. BPi♂まりん
20. Lu♂うえださん
21. YP♂ハズウェル BPi♀刻
22. BPi♂拓 AW♀たま
23. YP♂マリー G♂ヴェル
 
23籠 セキセイ1 オカメ3 キンカ3 マメ24
合計 31羽
 

おととしのパクチーくん

いただきもの・里親様より
03 /03 2021
更新しなかった間に里親様からいただいた写真なんかもあったりします。

「パクチー定期便です。気まぐれで羽がはえたのでうれしくてお知らせします!」
というメールのスタンプは2019年12月…。
すっかり機を逃してしまい、そのままになってました。
akiさんにはメール送ってもエラー吐いて帰って来てしまうから御礼も言わずそのまんま状態で。
  
リンク切れの確認で巡回してたら、おやまあ、元気そうな近況が。
リンク貼ります。
ROLY-POLY
(すいません半年以上前の記事ですが…)
11歳ですって♪
いいぞー!
 
というわけで、今更ですが、いただいた2019年のパクチー君を貼ります。
DSC_4351 (1)




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ひょい! と投稿のテスト

鳥日記・雑
03 /01 2021
お元気でいらっしゃいますか? ご無沙汰しております。
なんとかログインできました…
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ここ数年はすっかりツイッター沼に常駐してしまい、144文字の短文の気楽さに慣れてしまいました。
勢いブログが億劫になり…いや、移行するわけじゃなく、
ましてや閉鎖は考えておりませんので! 読み返すと恥ずかしくて悶絶しますけど!
あと医療関連は頻繁に書き付けてた当時よりさらにパワーアップしてますから、アップした記事は時の記憶として消去はしませんが最新情報をあたってほしいです。
 
鳥に限らずの闇鍋ですが…見るだけならアカウント持ってなくても大丈夫かと思います。
https://twitter.com/nyoro_nene
  
マリー&ヴェル貼っておきましょうか。この画像は去年の秋くらい。
彼らもだいぶ老いてきましたが、やってることは今日もあんまり変わりませんでしたね。
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折をみて更新したいです。
みんなのことを忘れちゃう前に、切実に。

老鳥たち

鳥日記・雑
04 /01 2019
本来でしたら、10歳超えてまだ元気だった一昨年の冬に更新すべきでした。
画像も最初の2枚は11歳のお祝いで撮ったものです。

現在50羽OVERの我が家ですが、2007年に最初に迎えたマメルリハが4羽います。
アメリカンホワイトのそら。
アメリカンイエローのるん。
アメリカンイエローのまつもとさん。
アメリカンホワイトのゆき(ゆっきー)。
ゆっきー姐さんは残念ながら2015年に死亡していますが、そら、るん、まつもとさんは昨年のお正月は3羽揃って元気に過ごしておりました。

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★そら
2007.1.14-健在
現在、唯一生存です。1月で12歳になりました。
活動量が減っていてうたた寝する姿をみかけますが、37サイズケージで普通に暮らしブランコも乗ります。 
餌を食べるのがかなり下手になり、よくこぼすようになりました。
ここはケチらず食べやすいように…と。
他の鳥とのコミニュケーションがうまかった子なので、異性の後添えを…と思ったのですがうまく行かず、しばらくシングルでの生活でした。相手からカキカキしてもらっても、昔ならやっていたお礼カキカキが、できない。人間的な風にみると視野が狭くなって自己中心的な爺さんっぽい振る舞いをみせます。
残念ながら12歳をすぎてから下腹部に腫瘍ができました。
いまはそこそこウマの合うフルートと同居しています。彼女に散髪してもらったり、並んで眠ったりして多少なりとも動くことが刺激になっているようです。

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★まつもとさん
2007.1.16-2018.3.23
最後はるんと同居生活をしていました。動きに負担がかからないよう、小さめの325ケージ、止まり木配置多め。
過去に痛風を起こしており、痛風発作だろう…と思われる症状はよく出ていました。顕微鏡で糞を見ればは尿酸の結晶。
が、治療を「しない」選択を取りました。
これについてはお叱りを受けても仕方がないことですが、その前に死亡した緑の「リーフ」の闘病生活があまりに凄惨に過ぎました。ブログにはまだ書いていないし、記憶も曖昧になってきて紹介できないと思いますが…。
以来、高齢鳥の慢性疾患に関しては無理しない方向に完全にシフトしています。
 
餌を完全ペレット、おやつの麻の実も激絞り(週に2回くらい?たまに)。
温度管理にかなり気を使っていました。温度設定高めがよかったです。気休めですがパネルヒーターも併用して、床に座り込んでしまった時に少しでもマシなように。
調子のいいときは交尾が見られるほど。
それでも足が痛いと床に座り込み、座り込むと食餌が摂れず、体力落ちてあっという間に三途の川を渡りそうになってしまう。。
そんな状態を見つけると半ば強制で挿し餌を食べてもらい、2,3回も給餌すれば持ち直しケージに戻る、なんて生活をしておりました。
 
容体が急変したのは死亡の前日。いつものように挿し餌&プラケースで加温。出てきたのは黒色便。
消化器のどこか、わりと上のほうからから出血しているのを疑う症状です。
痛風持ちだから足だけじゃなくて内蔵だってダメージが入っています。どこかが耐えられなくなったと。
この黒色便、一度は止まってなんとか…と思いましたが、再度出てしまい、回復することなく息を引き取りました。
手の中で看取りましたが、自分でゆっくり目を閉じて逝く、ってのを初めてみました。

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★るん
2007.1.18-2018.11.21
まつもとさんと同居していて、旦那の調子の悪さのほうが目立っていましたが、るん自身もあまり調子はよくない日々が続いていました。
ただ病気ではなく、ゆっくりと老化していっているように見えました。
毛つやが落ちたり、一部生えない箇所がでてきたり。
それでも仲良い老齢のマメルリハ夫妻として可愛い姿を見せてくれていました。
餌は完全ペレット、一日1つ、麻の実かヒマワリ程度のおやつ。
夫に先立たれてからがくっと、老化が加速したのはまず脚力から。
難儀しているのをみてケージサイズを徐々に落とし、餌入れも床置きにチェンジ。
挿し餌も最後のほうでプラスしましたがいつもぴきぴき怒られたものです(でも食べる)。
体重低下に食べる量が追い付かず、削痩し黄色の尿に。最後は差し餌を与えようとしたときに手の中で看取りました。
くわっと目を見開いて逝った、のも初めて見ました。
最後まで孤高の女王様でした。

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ツイッターに短文をかきつけて済ませてしまい、きちんと紙で記録を取っていない部分も多いのは良くないですね。
うんと古いことはこのブログの検索機能を使うと、それなりに書き付けてあるのが今更頼りになっています。

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