食べて寝る子は育ちます

鳥日記・雑
02 /19 2009
これは、「恋する小鳥」さんの記事とすこし絡んできます。
専門家の先生が「自立前の雛と遊ぶな」といったり、上の「恋する~」の記事でも好きに遊ばせすぎるのはどうかと提起しておられる。
 
その一方で、私はいままでブログ上で
「雛をこねこねして慣らす」
と表現して来ました。上と相反するようですが、向いている方向はだいたい同じです。ここらへんの我が家的匙加減について、超まとまりないですが書いてみますね。
  
アップする前に時期を逸した感はあるけれど…。
HDDの中で寝かせておいても何も起こらないから。
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裸の挿し餌雛は、巣箱にいる場合は、まっくらな中で食べるか寝てるだけです。
ですので、人間が育てる場合もこれに準じます。餌の時間以外は相手しません。
ふご巣か、プラケースの場合はタオルで目隠しをして、
人の姿が目に入らないようにしてしまいます。
でも、そこは手乗り向けの雛。餌を与えるときは手に乗せ声かけし、
人間の気配を存分に感じ取ってもらっています。
お腹がいっぱいになるとすぐうとうと。
ふごのふたを閉める前に少し撫でたりすると手にすり寄ってきます。
数分お互いの感触を楽しんで遊びます。
羽根が開いてきている子はカキカキに慣らします。
ぷるぷる喜んで、「もっと」と頭を差し出されることもしばしば。
親鳥も、餌をあげずに雛をあやすだけの時があります。
それを擬似的に指でやってみてます。こねこね。
 
でも、この時期は基本的にほとんど遊びません。
寝て食べるのが、赤ちゃんの仕事だからです。
   
本格的にこねはじめるのは、羽根が完全に開ききり、でも初飛行する前。
挿し餌のあとに遊びます。
ニギコロを仕込む子はこのあたりか、少し前から。
私がよくやるのは、2羽ほど薄暗い襟元に入れてナデナデ。
そのまま本読んだり、パソコンの前でキーボード打ってたり。
震える人間の声帯や鼓動、匂いなどに慣れてくれるかな…なんて。
 
でも、やっぱりこの時期でもせいぜい20分くらいですか。
長時間は駄目です。
人間のほうが鳥より体温が低いので、
長時間だと熱も体力も奪ってしまいます。
   
そうこうしているうちに初フライト。
餌も切り替えが始まって、難しい年頃になります。
ねね家が鳥を飛ばすリビングは吹き抜け天井。
かなりコントロールしづらい構造です。
手加減知らない雛たちは、挿し餌そっちのけで、
大人マメが行かないような高さまでぶっ飛んでしまいます。
そうなると、自力で降りてくるのを待つしかない…。
 
 
鳥は飛ぶときは飛ぶもの。
我が家限定でいえば人為コントロールは限界があり、ならばいっそ
正しく筋肉を使えるようにガンガン飛ばそう、胸筋をつけようという考えです。
ただ、いまのところ自分が育てた鳥は軽めに仕上がるという現実があり、
どうやら再考の余地はありそうです。
(飛ぶのは皆半端なくうまいし、筋力はあるけど…ほっそりしてる)


少し暴れまわると、この時期はすぐに疲れて落ち着きます。
そうしたら挿し餌して回収、手に乗せてなでくりまわす。
適性がありそうな子はニギコロ練習も。
この時点でも挿し餌含めて6羽で30分。
出しっぱなしにすることはないです。
  
この時期の子は好奇心旺盛。
でも、幼いから体力が追いつかない。そんな感じ。
「向かい合う」訓練をするのもこの頃。
1羽だけ別室に連れて行って、人間しか頼れない状況で向かい合う。
人間にはりついておとなしくできること。
プラケースに入れて目隠しし、しっかり餌と向かい合う。
ごはんを自分でたべること。
そのうに粒々がしっかり入るようになれば一安心です。
   
人間の子供と似てると思います。
遊園地とかで、夢中になって遊びつかれて
寝ちゃうのは可愛いんだけど、
本当は遊びつかれる前に家に戻って、
ご飯食べてお風呂に入ってお布団で寝せるべき。
 
トリの雛も、多分そう。
人間と触れ合うことも大切だけど、身体を作るのも大事。
かわいくてたまんない時期だけど控えめに。
疲れちゃう前に籠に戻す。
この加減がわからないなら「遊ぶな」くらいの
表現で丁度良いくらいなのでしょう。
  
完全に切り替えが終わった、12月生まれの子達は
朝と夕方、この子達だけで20-30分ずつ遊ばせています。
ここ数日、夜はおとなしい大人マメに近づけて様子を見ています。
飛ぶスピードとか咄嗟の反応が先住鳥に負けないようになれば、
一緒に放鳥するようになります。
これが正解かわからないけど、うちはそうです。  
     
我が家は、健康な大人の鳥でもこんな不文律があります。
・餌をついばんでいるときは相手しない。
・昼寝しているときもそっとしておき近づかない

 
餌と睡眠、この2つ、生命活動に直結しています。
なので、人間と遊ぶより優先してほしいのです。
  

鳥は本能的に不調を隠します。被食者らしい本能です。
それゆえ、小さな異変に気づいたら様子を見ないで
すぐ対処したほうがいい。
後で、たいしたことなかったとわかったなら
それでいいのだから。
  
気づいたときにできることをする。
たら、れば、ではなく、これからできることに力を割く。
一度やった失敗は繰り返さない。
  
そんな積み重ねが、小さな命を守ることに
つながるんじゃないかなぁと思うわけです。
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