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メガバクテリアに関して雑感

民間療法
07 /06 2010
メガバクテリア(AGY)は、セキセイでも多いですが、マメルリハでも蔓延している疾患です。

その病態その他は
豪徳寺リトルバードのサイト
http://www1.odn.ne.jp/sac/agy.html
横浜小鳥の病院のサイト
http://www.avianmedicine.jp/infectious_disease.htm#MB
 
が、言葉は小難しいですが明確だと思います。
0906172.jpg
  

こいつの怖いところは、糞便検査で必ず姿が見つかるわけではない、見つかったとしても最初まったく問題があるように見えない。感染すると治療してもキャリア状態になるらしい。でもって、ちょっと体調を崩したとき、繁殖で体力を消耗した隙に大繁殖して愛鳥に大ダメージを与えてくる。
じわじわと蝕んで、気づいたときには体調不良。
散文的だけどね、足音もなく忍び寄り、精気吸い取られ死神の鎌でさくっと刈られる、そんな感じ。
    
環境や、体内の常在菌であるアスペルギルスやカンジダと一線を引いてしまうのは、この菌はどうやら常在菌ではないようだから。そして、発症したときに引き起こされるいろんなことが悩ましいから。
  
ただ、救いは未発症のうちに投薬でおとせれば大事にはならない。そのため、お迎え時と、繁殖前のブライダルチェックは激しくお勧めしたいです。

繁殖前のチェックは、数が少ない個人宅だからこそ、
ぜひ実践してほしい。
うちの子は安全な場所から来たから大丈夫と思わずに、念のためだから。何もなければ安心して見守れるから。
  
なぜかというと、AGYは親鳥から雛へと口移して移る。
(垂直感染といいます)
さらに、雛が拾い喰いをはじめると、同じ飼育箱の仲間の糞をついばみ、それにAGYが入ってると食べた子も感染する。
(水平感染といいます)
雛はまだ体力がない時期ですから、ちょっとしたことで体内で大増殖→痩せて吐いて胃を痛めて…という結果になりかねない。
親鳥も相当体力を消耗してるので、陽性鳥はダメージを受けて、最悪落鳥もありえます。

治療はポリエンマクロライド系の抗真菌剤を使うことが多いようで、2週間~1か月ほど投与します。
同じ薬を予防投薬として投与している繁殖場もあると聞きます。
が、残念ながら一部での乱用により耐性菌が出てきている模様です。
ということで、やはり獣医さんに相談しつつ、薬が普通に効いてるかどうか確認しつつ、治療していくのがよいのではないかなと思われます。
 
また、先生によっては基礎体力を充実させていくことでAGYを抑えこむ方針をとることがあります。この方針自体には是非はあるでしょうが、一理はある。
充実した身体では、はびこることができないからです。実際、メガバク陽性になりながらもネクトン等の栄養剤で体力をつけて抑えこんだケースも聞いています。

病気を持ち込まない、
持ち出さない、
増やさない。
   
   
我が家にマメを探して連絡をくださる人たちのなかには、2羽目、3羽目という人たちが少なからずいます。セキセイを普通に育てた経験があるのに、ちゃんと気をつけているのにマメは大人になれずに落鳥してしまうと。
AGYの蔓延も、そんな悲しい別れの一因ではないかなと思っています。繰り返しますが初期に対処すれば決して必要以上に恐れることのない病気です。これから繁殖に挑戦しようとする人が危機管理の意識を持つことで、幼いマメっ子が亡くなってしまうことが少しでも減ればいいなと思う次第です。
  

陽性鳥を持ち出しちゃった苦い過去のある私が書いたところで、あんまり説得力ありませんけどね。

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重たい話の分量が多くなってきますが、いましばらくお付き合いください。
あ、あと「イサベル」って、3年着た下着の煮しめ色ね。

コメント

非公開コメント

AGY記事、ありがとうございます。
私も記事にしようと思いつつ、そこまで詳しくないので、書けずにもやもやしてましたw

そして、またこの記事で私は勉強になりました。

こういう記事を読んで、少しでもAGY早期治療をされる方が増えるといいなぁって思いました。

あるみかんさま

匿名掲示板の「AGYってそんなに怖いのか?」的な書き込みがきっかけで、自分なりに一度書いてみたいなと思ってた案件ですが、なんだか絶妙なタイミングになってしまって。

ここ数日のやりとりで、詳細に知っているな…と感じました。たぶん私以上に勉強してるんじゃないかな、あるみかんさん。  
私も書き漏らしてることある気がするんですけれど、今はこれが限界かなぁ。
ネットお休み中のみふうさんあたりが読んだら、「まだまだ甘いぞ!!」と言われそうな記事です。

うちもメガバクで先代のぷーがなくなりました。一匹飼いだったので、どこから感染したかもわかりません。ただただ、毎日メガバクが消えるまで、飲み薬を2年ほど投与しました。こちらも嫌がるぷーに与えるのも悲しかったですが、毎日飲まされる本人はもっと苦痛だったと思います。メガバクが無くなったかと思えば、また再発の繰り返し・・・。無くなくことはないと思いますが、なんとか特効薬が出てこないかと思いますね。

ぷーぴよさま

先代のぷーちゃん、頑張っていたのですね。
セキセイの場合、重症化しやすいと聞きます。特効薬が出ても、耐性菌が出てきて…といたちごっこ。
多くの鳥に広がってる疾患だからこそ、早めの対策で助かる確率がぎゅんとあがることを、多くの人に知ってもらえたらなと思います。

事後報告になりますが

私のブログの記事で、メガバクテリアについて書いたんだけど、結局まとまらなくて、ねねさんのこの記事に飛ぶようにリンクしました(笑)勝手にすみません。


さて、AGYなんですが、元親サンのサイトでもAGYの記事があって、それを読んでて思ったんだけど、一度AGYに感染していて、一年後の検査でもAGYはでなかった。でも換羽や、ちょっと体調を崩した時にAGYって出てくるんですか?つまり、AGYは完治しないって事……?だとするとうちのアルもお迎え当初AGYを結構な数持ってましたし………また出るとなると一生の付き合いになるわけですよね。AGYと。。。

あるみかんさま

記事みました。了解です。
   
それがいわゆる「キャリア」状態です。一度入るとそうそう簡単に根絶はできない。
私もここのあたり曖昧ですが、再発の可能性があることは知っておいてくださいな。とりあえず、換羽程度でAGY再発したことはないけど。。
     
そして、現状でまったくの無菌鳥というのは不可能に近いことも。

そうですか…アルも、こーたろーもキャリア鳥ですか。。。下手すると、うちの子が世にAGYを広める母体になる可能性も…。
体調管理をしっかりしないといけないですね。。。
予防薬ってのはどういうものなんでしょうか。
投薬で出たお薬を飲ませるってことですか?
でも、それって健康な鳥にAGY撲滅の薬を飲ませるってことで、人間が風邪防止のために風邪薬飲んでるような感覚で…
でも予防ができるのであれば、予防したいです。

元親さんのところで書かれている読者さんのコメントもなんだかなぁ…という気持ちで読んでしまいました。AGYについて、みんなももっと深刻に考えた方がいいって思った。AGYはいて当然。いなかったらラッキー。だなんて。。。
いなくて当然。いたら大問題。という風に考えて欲しいと思いました。。。。淋
難しいんですかね。こういう考え。

あるみかんさま

特に価格が安く、輸入鳥も多いセキセイでは、問題のない鳥を探すほうが難しいくらいの勢いです。保菌の問題を考えず飼えるというのは理想ですが、いまの鳥を巡る情勢では机上の理想論にしかならない。

マメルリハも親鳥は輸入に頼ります、もうブリーダーの努力だけではどうにもならないところまできている。
私の出す鳥もキャリアの疑いはありです。
     
予防投薬はリスクあります。個別に対応が難しい規模になってはじめて考えることで、4羽程度なら定期健診でチェックしていくことが何よりの防御となります。
他にもいろんな病気があります。
早期発見早期治療がいいのはAGYだけではないですから。
  
あのブログ記事は驚きました。
嵐の予兆なんだろうか。

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にょろねね(~ねね)

 

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