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インコと熱中症について少々

民間療法
06 /24 2011
熱中症について質問コメをいただきました。
残念ながら私が小鳥について持っている知識は非常に限られています。だから、何書いたって結局は外野の井戸端レベルを脱しないです。
  
書籍から該当項目を引用します。
『コンパニオンバードの病気百科』小嶋篤史著
誠文堂新光社(2010年)



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熱射病
【原因】鳥はもともと、体温調節中枢の破壊が生じる熱射病ぎりぎりの高体温(42℃)を維持しています。このため、優れた体温低下機構を持っています。しかし、著しく高い外気温た、急激な温度変化、水分不足による蒸散の妨げ、緊張、疾患などによる体温低下機構の障害によって熱射病が生じます。熱射病は脳をはじめとして重要な臓器に回復不能な損傷を与えます。

【発生】保温が必要で、かつ体温調節機能の弱いヒナや病鳥で高頻度に発生します。
健康な成鳥でも、夏場の留守時や、冬場の保温ミスによってしばしば生じます。

【症状】高体温により、開口、縮羽、パンティング呼吸、開翼・開脚・伸首姿勢などの高体温兆候がみられます。気嚢からの水分蒸発が著しくなり、脱水症状が見られます。さらに体温が上昇すると、脱水から虚脱、脳障害から痙攣が生じて、死亡します。
 体温の低下に成功しても、高体温障害が強いと、今度は逆に膨羽し、全身状態が改善せず死亡することもあります。
(中略~診断・治療の項~)

【予防】30℃以下でも熱射病を起こす可能性があります。高体温兆候が見られたら室温を低下させます。保温時は「必ず」温度計を設置し、こまめに温度をチェックしましょう。特にキャリーでの移動時は要注意です。
 
-----(引用ここまで)


これを踏まえて。
一部伏せさせていただきましたが、ディテールが具体的なほうが、この文章を読むみなさんも考えやすいと思いますのであえて公開をいたします。
   
我が家のマメルリハが突然亡くなってしまいました。
久しぶりのお天気でしたので、2階のベランダで15分前後くらい日光浴をさせてから下の部屋に戻して放鳥しておりました。放鳥はたぶん30分くらいでしょうか。放鳥している時は全くおかしい様子はなく、いつもと変わらず飛び回ったり、おやつの麻の実を食べたりしていました。
掃除機をかける間、2階のベランダのある部屋に連れていき、日の当たらない場所にケージを置いて、下の部屋を掃除し終わって2階へ上がると、下に落ちてもう亡くなっていました。
他に原因が思いつかず。昨日は暑かったので熱中症で亡くなったのではないかと自分を責めました。
暑いといってもまだ真夏の温度ほどではありませんし、それでも亡くなってしまうことはあるのでしょうか?
でもねね様のブログを拝見して、40℃超えでも大丈夫ということは熱中症ではないのかと思いますが、熱中症についての見解をお聞かせ頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

  
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急死したマメっ子の冥福を祈りつつ。
時計の針は絶対に巻き戻らないから、同じことを2回繰り返さないですむ努力をするしかない。次に繋げて。

死因はケースによって様々、今回も断定はできない。
前から心臓が弱いとか持病があったかもしれないし、目を離したわずかな間に誤嚥をやらかした可能性だって消しきれない。
  
ですが、今回日光浴の直後の容態急変ですから、結びつけて考えるのが自然でしょう。
短時間とはいえ6月はいちばん紫外線量の多い時期、滅茶苦茶日差しが強かった。
適正な方法で日光浴させたとしても、それなりに体力は使っているでしょう。
ヒトに置き換えるなら、プールサイドで甲羅干しした後の、心地よい気だるさ…でイメージできるかな?
その後、すぐ放鳥しているということで、遊びに夢中になって脱水状態が続いていたり、あるいはごくちいさな予兆を見逃した可能性が考えられると思います。
  

我が家で40度超えで皆無事だったのは、単に運が良かっただけかもしれません。ですが日差しがあたるとはいえ屋内&UVカットガラス、そして籠が積み重なっているため一部に日陰はできていた。それなりに風は通していた。留守していたから運動量は抑え目、水も自由に浴びたり飲んだりできる状態だった。
様々なパラメータが絡む。気温だけでは判断できないと思う。
温度が低めでも条件が悪ければ、熱射病にかかる危険は、ある。


適度な紫外線は健康維持に欠かせませんが、ビタミン作るだけなら窓際の反射光で十分と言われます。スパイラルライトで対応することも可能。それでも、あえて外に出す最大のメリットはメンタル面じゃないかなぁと個人的には思っています。
だから、気持ちよく日光の恵みを受けられるように工夫したいものです。
  
・一部を覆ったり、日陰になるようにして自分で調整できるようにする。
・足元近い高さ、コンクリの上などの場合は特に、温度計だけに頼らずその高さに人間も身体を置いて確認する。輻射熱で予想外の高温になる場合もありえるから。
・赤目の子は嫌がるようならあまりムリさせない(色素がないぶん眩しいらしく、目に負担になる)が、外気が好きな子もいるので個体に合わせてあげよう。
・猛暑まっただ中や、厳寒期はムリしない。
・今回の話からは外れるけど、安定した場所に、扉が開かない状態で置く。外敵に襲われないよう注意を払う。  

ってあたりかな。
  
やっぱりとりとめのない記事になってしまいましたが、小嶋先生の記述が参考になれば幸いです。

1106231.jpg

日光浴の写真を発掘したので貼っていきます。
昨年の5/23ということで気温的にはヌルかったと思われます。
上半分にタオルの屋根かけて日差しを和らげています。
ブルーパステル♂春日君、イエローパステル♀チップ。
奥はセキセイのいずみちゃん、今は亡き谷口氏も写ってますね。
  
1106232.jpg

こっちは同じ日、まだまだ幼いリオちゃん。
キャリーってことは籠でも洗っていたのかなぁ。
地面直置きではなく、低いながら台の上。
そしてこちらも半分覆って日陰を作っています。
 
 
どこかで聞いた失敗例で、それほど暖かくない日にプラケースごと日光浴に出して蒸れてしまったケースがあったかと思います。プラケ&直射日光のコンボは温度の予測がつきませんので危険です。
また、この時期の通院でもプラケース使用だと、蒸れやすい。我が家でも病院に連れて行って治療を受ける予定が、着いた時には熱中症寸前でぐったり、酸素吸入して保冷材あててもらって何もできずに帰宅した経験があります。(昨年6/26付けの過去記事

まだ本格的な暑さに感覚が慣れきっていないこの時期、ヒトも鳥も思わぬことで体調を崩さぬよう、御注意くださいね。
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コメント

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飼い主様が、大事なマメルリハのためを思ってした、日光浴と放鳥、そんな風に手を掛けている場で悲しい別れがあったこといたたまれません。
ご冥福をお祈します。
うちは日光浴はしてませんが、暑い夏、自分が外出中の、部屋の気温日当たりなど対策しないといけませんね。

冬花さま

普段直接のやりとりこそないものの、丁寧に飼われている様子を垣間見ていた方なので、余計に今回の急逝は辛いのではないか、と思います。
でも、私はうまく哀悼の言葉をかけることができなくて、結局こんな色気のない考察めいた何かを書き散らかすことしかできない。
     
これから夏本番、対策は必要ですね。

にょろねね(~ねね)

 

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