当方にはAGYのキャリア鳥がおります。という話

鳥日記・雑
10 /09 2011
以前、Twitterでマメ成鳥の里親募集予定アリと呟いて、それっきりだったのですが…この話をしてからじゃなきゃ先に進めない。
えぐい話ですが、お付き合いください。
  
当方にはAGYのキャリア鳥がおります。
治療済み、普段はピンピンしてるし糞便検査しても何もいない。でも体調を大幅に崩すとどこからともなく日和見感染的に現れるという、そういう状態です。
   
早い段階での健康診断、治療に、ブライダルチェックは当然していました。
また、2009年仔でAGYが発生したのをきっかけに、複数回、当時いたインコ全羽に予防投薬をしていました。ですが、その後体調を崩した個体からAGY再発、中には経口投薬が効き難く注射に頼ったケースまで出ています。
   
AGYは常在菌じゃないよ、って常日頃言ってました。だけど、うちの成鳥の一部の子の体内には、らせんのように食い込んでいるみたいです。完全にAGYを駆逐するのは不可能ということだと思います。
   
ここ1年ほどは、ひと通り糞便チェックしたうえで菌の出た個体にだけ投薬治療をする方向に変えています。予防投薬は問題を未然に防ぐ効果はあると思います。一方で、薬剤耐性を上げてしまう危険性をはらんでいます。また、腸内のバランスを一時的に崩し、他の問題を呼び込む可能性があります。
闘うべき病気はAGYだけでない。
天秤にかけて、その場その場できめ細かく対処するのがいちばん確実だろうというのが、現時点での考えです。
  
AGYで死ぬ鳥はいまも沢山います。が、幸いなことに顕微鏡で見ればわかる大きさ(だから「メガ」バクという、形も特徴的)で、糞便検査でわかるから検査時の鳥への負担もない。
薬剤耐性がない普通のAGYなら、経口投与で対処できます。
症状が出る前に早期発見できれば、予後は良いです。
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それから気道疾患の長患い鳥も飼ってます。
  
他禽舎からの受け入れ鳥で、下部気道疾患を患っている鳥がいます。原因は事実上特定不可能なのですが、マイコプラズマとアスペルギルス、この辺りの可能性が高いです。
どちらも空気中の常在菌で健康なら問題になることもなく、この子はずっと別管理で他鳥とはほとんど接触がありません(雛の挿餌時期は別室隔離です)が、こういう鳥を抱えていることは明示しておきます。

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ショップは嫌、ブリーダーさんなら安全、とおっしゃる方は多いです。
実際、病気らしい病気を出さない禽舎はいくつもあります。
「うちは病気の子なんていません」と断言する禽舎もあると聞きます。
ですが、当方は、悔しいですけどそうではないです。
そして鳥は工業製品ではなく、生きているもの。
無菌はありえないです。
私達人間の体内にいろいろな善玉菌・悪玉菌が住んでいるように、鳥の体内にもいろいろな菌が住んでいます。
環境の変化で、腸内のバランスが一時的に崩れ、それに伴って体調不良を起こすこともありえるでしょう。
   
今までも、これからも外観判断で問題がないと思われる子しか出しませんが(自宅でウンチを顕微鏡で見る程度はします)お迎え後、早い段階での健康診断を強くお勧めいたします。
   

これから小鳥を迎えようと考えている皆様、ショップやブリーダーを過信せず、自分の子は自分で守ってほしい。事前にある程度知識をつけ、自分の目で迎えるに値する子か吟味してほしい。
マメルリハは店頭流通が少なくなっていて、比較して選ぶことができないかもですが、時にはNOという勇気も持って欲しい。
私は曲がりなりにも送り出す側で、動物取扱業を登録しています。できるだけ納得して迎えていただけるよう、各種情報は公開していきます。
拙いながらサポートもしていきます。
  
 
 
まとまりのない文になってしまいました…
もし質問、意見等ありましたらコメントからどうぞ。
頑張ってお返事してみたいと思います。
  
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