マメルリハ・コバルト色の遺伝<不完全優性遺伝の話>

民間療法
12 /12 2013
マメルリハ・コバルト雌

久しぶりに遺伝の話いきます。
ガチ文系なので、かなり無茶苦茶な説明でごめんなさい。中高生の理科の教科書のほうがわかると思う! でも書いてみます。
        
まだお店に出回る数こそ少ないものの、コバルト色のマメが割と普通に国内流通するようになってきました。
コバルト、モーブ、ダークグリーン、オリーブ、その変化形。
これらは「ダーク因子」で発現しています。
  
このダーク因子、不完全優性遺伝、という運ばれかたをします。普通のブルーやアメリカンイエローと少し違いますが、難しくないのでぜひマスターしちゃってください。
あいことばは、ゼロ、1、2ですよ!
  
<不完全優性遺伝>

遺伝子情報が乗った染色体は2本で1組。これが1本ずつになって(減数分裂)生殖細胞になる。お父さん、お母さんから1本ずつもらって、子供がうまれる。
ここまではOK?
  
教科書などでは、マルバアサガオがよく例に挙がります。
1312121.jpg
R(色をつける遺伝子)が
0…白 1…ピンク 2…赤
になります。
1312122.jpg
そのため、雑種第一代の桃色どうしをかけあわせると、子世代(雑種第二代)は赤、桃、白になります。

  
鳥さんが例じゃないと萌えません…よね?
じゃあ、
セキセイのスパングルで。
これも不完全優性遺伝なんですよ。

1312123.jpg

0…非スパングル(スパングルなし)
1…スパングル
2…ダブルファクター(劇的に退色)

だから
1312124.jpg

スパングルどうしでカップリングすると、非スパングル、スパングル、ダブルファクターの三種類の子供がうまれてきます。

もっとも、セキセイはカラーの種類が多く、あれこれ絡むので理論通り行かないのですけれど、理論的にはこんな感じです。


では、マメルリハのダーク因子で行きますよ。マメルリハのダーク因子は常染色体上にあります。だから雌雄は関係ありません。

ダーク因子の数が
0…ブルー
1…コバルト
2…モーブ
です。
1312125.jpg
  
なお、ベースカラーがグリーンの場合
0…グリーン
1…ダークグリーン
2…オリーブ

となります。今回はブルー系を題材に取って説明しますね。
文字記号は…何使うんだか知らないや、とりあえず実例パターン、絵で行くよー。
 
モーブとコバルトのペアからは、モーブとコバルトがうまれます。
1312126.jpg
 
コバルトとコバルトのペアからは、モーブ、コバルト、ブルーがうまれます。
線、省略しますね。
1312127.jpg

コバルトとブルーのぺあからは、コバルトとブルーがうまれます。
1312128.jpg
  

ここまでいいかな?
これが不完全優性遺伝のアバウトな説明です。
  
  
また、ダーク因子と同時に、他のカラー因子も発現させることができます。現時点で、よく目にすることができるのがパイド系です。
他の色にダークを被せることで、新しい色が出るかもと期待されます。
 
次の記事もコバルト色の話ですー

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余談ですが、13年時点で日本未輸入(じゃあないかなぁと思うんだが…)色・ターコイズも、不完全優性遺伝と考えて良さげです。万一入手する機会がありましたら、緑頭な「ブルーベース」の
鳥として考えるといいんじゃないかなぁと思います。

コメント

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遺伝はムズイ

お久しぶりです。

ねねさん。
文系って言いながらちゃんと理解
出来照るじゃないですかΣ(゚д゚lll)

私といえば、せっかくvasaさんに書いていただいても相変わらずのチンプンカンプンですよ(^O^)

えめるるさま

こんにちはー
  
コバルト/モーブ(ダーク)だけは他のと大幅に違う遺伝のしかたなんですよね。次の「前の記事の補遺」も未読でしたらぜひ。
でも文系だからヒーヒーフーです。
   
vasaさんの考察はいつも凄いですね。私もがっつり自分のパソコンに保存しております。そして読んでもわかんない所があるのはえめさんと一緒。糸をすこしずつたぐりながら読む感じです。

にょろねね(~ねね)